2015年5月
カーペットクリーニングの見積書の内容について
官庁関係の見積書の依頼で 初めての場合は カーペットクリーニング場所の指定はありますが クリーニング方法の指定があるのは 少ないです。
カーペットクリーニングと言っても 作業方法はいろいろあります。ドライバキュームをして 洗剤とマイクロパットだけでもカーペットクリーニングです。しかしこの方法は パイルの上部の汚れを一部は マイクロパットに 大半は洗剤で細かくして パイルの奥に移動させて 上部をきれいにする
作業方法です。カーペットの汚れは ドライバキュームで50パーセント位はとることができます。ただし ドライバキュームはカーペット用にかぎります。問題はドライバキュームで取れなかった汚れの回収率です。弊社のホットウオーターエクストラクションシステムは お湯でパイルを洗浄するので パイルの中を 通ってきた汚水が 回収できるこのシステムのほうが 汚れがよく取れます。この方法もカーペットクリーニングです。
マイクロパットだけの方が 機械のコストも 安価で 作業時間も早いです。 見積では 安い方が有利です。
このジレンマは いつも ありました。これらも踏まえて 世間に 本当にいい物で 安価な物を 知らせる術を 覚えなくてはと 思う今日この頃です。
カーペットクリーニング作業中に思うこと
タイルカーペット作業中に このごろ思うのが 年間に何度か 作業に入る現場で 2年位前より現場の作業時間が早くなりました。スタッフの人数にも
よりますが かなり早くなってきました。余った時間をカーペットの乾燥させて浮き上がり対策をするようになりました。
カーペットの汚れは最初の頃より 軽い汚れになっている様に見えますが 雨の日とか 湿度が 高い時は 浮き上がってきます。
雨の日は乾き難い為 マイクロパットを10枚位用意しておき ウオンド作業終了後 濡れているカーペットの上で 乾いたマイクロパットを回して 水分を取ること するのですが この作業2年位前は あまりやってなかったように思います。主にボンネットだけでした。
作業時間が 早くなってこの様になったみたいです。
この写真はウオンド作業後 1日して 薄く浮き上がった写真
この浮き上がりをとるのは 30倍希釈のボンネットを マイクロパットに湿らして カーペットの上でスクラブして 表面の汚れをとります。
絨毯のシミ取りの薬剤の濃度について
ホテル客室の絨毯クリーニング中にベットの前に茶色になったシミが10か所位あります
今日、持ってきた薬剤では シミを取ろうとしましたが 全く変化なしです。
いままでですと このシミは取れないです。と報告してました。
実際 このシミを取ろうとすると 別のシミ取りキットで作業しないと取れないです。時間もどれくらい係るか 予測できないです。
シミ取り作業とは 時間が係る割には 作業単価が 取れないので あまり発展しなかったと思われます。
今回のシミ取りも通常の濃度では 変化がなく 周りの部分が 色がぬけて きました。
中和剤を使用して 薬剤の濃度を2倍にして 少し変化があり 5倍位濃度を濃くしました。
5倍までいくのに2時間は過ぎてました。結局4時間の作
シミ取り作業のむずかしさはここにあると思います。
このシミ取り作業を 身につけて もう5年位になりますが 自分の中で 確実に定着したように思われます。
この作業の4時間は 変化しないシミに 濃度を濃くする作業は 行き過ぎると ぬけすぎてしまい 部分染色の作業もありかと考えながら
濃くしました。いい経験になりました。