クリーニング職人の雑学
カーペットクリーニング時の洗浄液の水圧について
psiとは圧力の単位です。日本では㎏平方センチで表示されます。psiに0.07をかけると日本の表示になります。
ウイルトン織など縮む危険ある絨毯クリーニングの場合 500psiから700psi位で作業しますが タイルカーペットなど縮まないカーペット場合は
900psiから1100psi位にあげる様に なってきました。汚れが よくとれるからです。今年はじめに ハイドロホースのCX15を購入して 作業すると きれいになるのです。いままで タイルカーペット用ブラシでアジテイトしてから ウオンド作業していたのが アジテイト作業なしで きれいになるのです。確認するのに9か月かかりました。
このことは 作業時間の短縮とスタッフの人数を1.5人減少することが可能になりました。CX-15は30万円位しましたが このツールを使いこなすことは マージンにつながります。使いこなすには いままでと違う作業方法になります。
トラックマウントのウオーターポンプについて
トラックマウントは カーペットクリーニング作業を 止まることなく 作業できる機械です。ポータブルだと電気の確保から洗浄液(50度の温水)
、汚水タンクの廃棄まで 50㎡も作業すると 手を止めて給水と廃棄作業に1人工 必要です。トラックマウントは給水と排水は 自動で作業します。ポータブルよりセットに時間が係りますが 作業面積200㎡超えるくらいから 作業時間が トラックマウントの方が早くなり 仕上がりも いいです。このトラックマウウトは アメリカ製で パーツの交換には 10万円単位の費用が掛ります。今回のウオーターポンプは 日本の業者に 新しいのと入れ替えると 円安もあり 1台30万以上すると言われました。修理するにも 10日位は必要と言われました。まだマウントは動くので なにか方法は ないものかと 試案していると アメリカ製なので 検索エンジンで ウオーターポンプを検索すると いろいろでてきます。機種を見て探すと 日本の業者の値段の半額位で 手に入りそうです。私は英語はあまりわからないですが やってみようと思います。日頃の仕事に追われているのに 余分なことをすることは ストレスの原因になりますが 仕事とは そんなもの 新しいことをする時は いろいろありますが 冷静に 状況判断して 進めていきます。はじめてする わからない事はリスクはあります。それを怖がっては 前に進まないです。この作業は 日本でトラックマウントをこれから 使っていくには 通らなければ ならない道のように思います。トラックマウントはカーペットの仕上がりはいいけど 作業単価が高価すぎて 日本の市場に合わなくなっているのを 解決できる糸口の 一つになると思います。カーペットクリーナーはきれいを追及しますが そこには 市場の需要に対応できないと 商売やっていけないです。カーペットクリーニングは できるようになったら 仕入れコスト削減を考えるのも 大事な仕事と 思う。今日このごろ
Ⅰ人でアルミサッシの エフロ取り作業
アルミサッシにエフロ エフロ取りようのケミカルは 強酸性のためアルミは溶るので ホースを用意して 作業する前 水をかけてサッシに 水の膜をはり それから 作業しました。目立たないところでテストをして アルミが溶けるとしても どれくらい 時間がかかるのか
確認して これなら大丈夫と確信してからの作業です。20年以上
清掃の仕事をしていると この経験から テストをやらずに 前も大丈夫だったとテストをしないと 失敗することがあります。アルミも年数とともに劣化していくので それぞれ違うものですが1人で準備するとなると作業するまであせりがはいってきたりとかでいろいろ 感じました。 冷静に 状況判断することのたいせつを 思ったしだいです。
ハイドロスプレイヤーとスプレイヤーの違い
タイルカーペットのクリーニングって作業方法はいろいろあります。タイルカーペットの利用情況によって作業方法は 選びます。写真の現場は 土足で踏まれてないカーペットの為 パイルの奥まで 汚れは入ってなく その時 ケミカル添付は
ハイドロスプレイヤーは温水に混ぜて ケミカルを噴霧できるので ケミカルの量は少なくても スプレイヤーで 噴霧より洗浄力は上がり きれいに仕上がります。
洗浄力は温度が 10度上がると 2倍なります。60度位だとすると 洗浄力は20度で使用するより 32倍の洗浄力で作業しているのと同じです。洗剤が少なくなるのは 温水で4倍希釈ですので 実際には8倍の洗浄力です。洗剤が残留しても スプレイヤーで 噴霧するより 4分の1以下になります。ハイドロスプレイヤーを使うだけで これだけメリットがあります。
テキストテキストテキストテキストテキスト
カーペットクリーニングの見積書の内容について
官庁関係の見積書の依頼で 初めての場合は カーペットクリーニング場所の指定はありますが クリーニング方法の指定があるのは 少ないです。
カーペットクリーニングと言っても 作業方法はいろいろあります。ドライバキュームをして 洗剤とマイクロパットだけでもカーペットクリーニングです。しかしこの方法は パイルの上部の汚れを一部は マイクロパットに 大半は洗剤で細かくして パイルの奥に移動させて 上部をきれいにする
作業方法です。カーペットの汚れは ドライバキュームで50パーセント位はとることができます。ただし ドライバキュームはカーペット用にかぎります。問題はドライバキュームで取れなかった汚れの回収率です。弊社のホットウオーターエクストラクションシステムは お湯でパイルを洗浄するので パイルの中を 通ってきた汚水が 回収できるこのシステムのほうが 汚れがよく取れます。この方法もカーペットクリーニングです。
マイクロパットだけの方が 機械のコストも 安価で 作業時間も早いです。 見積では 安い方が有利です。
このジレンマは いつも ありました。これらも踏まえて 世間に 本当にいい物で 安価な物を 知らせる術を 覚えなくてはと 思う今日この頃です。
カーペットクリーニング作業中に思うこと
タイルカーペット作業中に このごろ思うのが 年間に何度か 作業に入る現場で 2年位前より現場の作業時間が早くなりました。スタッフの人数にも
よりますが かなり早くなってきました。余った時間をカーペットの乾燥させて浮き上がり対策をするようになりました。
カーペットの汚れは最初の頃より 軽い汚れになっている様に見えますが 雨の日とか 湿度が 高い時は 浮き上がってきます。
雨の日は乾き難い為 マイクロパットを10枚位用意しておき ウオンド作業終了後 濡れているカーペットの上で 乾いたマイクロパットを回して 水分を取ること するのですが この作業2年位前は あまりやってなかったように思います。主にボンネットだけでした。
作業時間が 早くなってこの様になったみたいです。
この写真はウオンド作業後 1日して 薄く浮き上がった写真
この浮き上がりをとるのは 30倍希釈のボンネットを マイクロパットに湿らして カーペットの上でスクラブして 表面の汚れをとります。